2018-05-11 第196回国会 衆議院 内閣委員会 第15号
○石崎政府参考人 西尾市のPFI事業は、平成二十三年四月に合併した四市町の公共施設の統廃合と再整備、維持管理の計三十二事業を一括してPFI方式により民間企業に委託するものであったこと、また、大手建設企業を入れず、事業主体を地元中心の運営企業で構成する方式だったことなどの特色を持った事業として、平成二十八年六月に契約されたものと認識してございます。
○石崎政府参考人 西尾市のPFI事業は、平成二十三年四月に合併した四市町の公共施設の統廃合と再整備、維持管理の計三十二事業を一括してPFI方式により民間企業に委託するものであったこと、また、大手建設企業を入れず、事業主体を地元中心の運営企業で構成する方式だったことなどの特色を持った事業として、平成二十八年六月に契約されたものと認識してございます。
西尾市がやられた方式の中で、特に、大手建設企業を入れず、事業主体を地元中心でやっていくという方式については我々も非常に注目してございました。やはりどうしても今までのPFI事業は非常に、今御指摘がありましたように、大手の建設会社ですとか、そういうところがどうしても入らざるを得ないところもございます。
また、大手建設企業を入れずに事業主体を地元中心の運営企業で構成する方式というのを取り入れていたことなど、ほかに例のない新しい取組をされているということで、我々としても評価をさせていただいたところでございます。
(拍手) ところが、政府・自民党は政治資金規正法の改正を怠っているばかりか、最近の事例によっても、大手建設企業から違法な政治献金を受け取っているという金権体質を持続しているではありませんか。この体質を改めることをせずに、金がかかるのを選挙制度のせいにするのは欺瞞もはなはだしいと言うべきであります。
すなわち、どの工事がどの企業に発注されるかは、もう建設省幹部と大手建設企業幹部間では公然の秘密になっていることを、これは赤裸々に物語っているわけなんです。現在の建設省と大手企業の癒着というのは、これほど全面的で、これほど深いものになっている、このことを明瞭に物語っている。当然三井がもらう工事は早くから、入札以前から教えてもらっている。
設計内容あるいは工事発注のおおよその金額が、落札を希望する大手建設企業に入札以前に情報が筒抜けになっているという問題、これはすでに、ちまたには公然の秘密として指摘されているところであります。こういった事実を建設省当局として掌握をし、あるいは認識していらっしゃるかどうか、まず、その点をお伺いしたいと思います。